こんにちは!
今回は「ながたんと青と-いちかの料理帖-」から、
いち日の夫、周(あまね)が好きな人について
紹介しようと思います!
周がいち日と結婚した当時はなんと19歳!大学生です。
政略結婚だったので、もちろんいち日のことが好きというわけではなく・・・好きな人がいました。
今回は、そんな周が好きな人について書いていきます。
ながたんと青とで周(あまね)が好きな人は?
ながたんと青とで周が好きな人は、山口鈴音です。
すでに結婚しているので、
い:いち日 あ:周い:「鈴音さんえらい優しくて美しい人でしたね」
あ:「そうですか」
い:「周さん・・・も」
「大阪弁 使わはるんですね」「鈴音さんとのお話聞こえてきてしもうて」
あ:「え」(周は赤面)
い:「えっ」
・
・
・
あ:「わ・・・かりましたか」
「すみません 結婚してる身でありながら」
意外と分かるのが早かったです。
私なら、ふてくされそうです 笑
「ながたんと青と」の意味は?
いち日の夫、周(あまね)が好きな人について紹介しました。
そもそも、タイトルの「ながたんと青と」とはどういう意味なんでしょうか?
調べてみました。
京都弁で「包丁」を意味する。
いち日は亡くなった元夫の高行から譲り受けた包丁。
同時にいち日のことも指している。
包丁は「桑乃木」の厨房に入り、料理人として本格的に料理をするときに使用している。
京都弁で青とうがらし。若い周(あまね)のことを指している。
いち日が「青とみたいなお人や・・・」と作中でつぶやいている。
タイトルについての言及が「好書好日」でのインタビューにあります。
インタビューの中で、タイトルは方言を使用したいと考えていたとのこと。
そのため、現在の「ながたんと青と-いちかの料理帖-」になったようです。「ふたり(いち日と周)のことをたとえてつけた」と作者が答えています。
別インタビュー記事ですが、「いちかのおくどさん」というタイトルも候補だったようです。サブタイトルの「-いちかの料理帖-」はこのタイトルの名残かもしれませんね。
「おくどさん」というタイトルも響きがかわいいです。ただ、2人の関係性の変化もこの漫画の楽しみですよね!
なので、いち日のことだけを表した「いち日のおくどさん」より2人のことを表している「ながたんと青と」のほうが個人的にもしっくりくるような気がします。
ながたんと青とで周(あまね)が好きな人は?ストーリーや登場人物
周(あまね)が好きな人やタイトルの意味を説明してきました。
ここで再度、ストーリーの概要や登場人物について説明したいと思います。
「ながたんと青と-いちかの料理帖-」概要
作者:磯谷友紀
出版社:講談社
連載誌:Kiss
連載期間:2017年10月~
巻数:既刊11巻(2023年12月現在)
時は戦後の1951年(昭和26年)。京都の東山にある老舗料亭の長女「桑乃木いち日」は34歳。戦争で前の旦那と死別後、実家を継がず近所のホテルの厨房で前菜係の料理人として働いていた。そんなある日、妹の「ふた葉」に大阪でホテルを経営する山口家の次男との縁談話が持ち上がる。
しかし当日の見合いに現れたのは次男ではなく三男の「周」で、しかもまだ19歳で学生。彼の青臭く生意気な態度に、いち日は不躾な態度を取ってしまう。お見合いは破談かと思われたその直後、ふた葉は書き置きを残し店の料理人と駆け落ちし家を出ていってしまう。
その後伯母の思いつきと周本人の思惑で、いち日が代わりに彼を婿として受け入れることになる。お互い好きな人はいるが、それでも構わないという条件で。かくして15歳差の、年の差夫婦の運命や如何に。
wikipedeiaより
掲載誌の「kiss」2022年に創刊30周年を迎えたそうです。
すごいですね!30周年企画の一環として「kiss × BE:FIRST」と称し、メンバー7人が連載作品の登場人物の実写に挑戦しています。
ちなみに、「ながたんと青と-いちかの料理帖-」では、メンバーのRYUHEIが周を再現しました。美男子に仕上がりそうですよね・・・。なんて楽しい企画なんでしょう。。
「ながたんと青と-いちかの料理帖-」登場人物
桑乃木いち日(くわのき いちか)
京都東山にある、料亭「桑乃木」の長女。連載開始当時は34歳だった。
「桑乃木」の料理人であった高行と結婚していたが、戦争で夫を失う。夫を失った後、女性でも通える西洋料理教室で学び、京都ヴェーリャホテルに前菜担当の料理人として勤務する。
妹の代わりに、19歳の大学生 周(あまね)と結婚することになる。その年齢差15歳。
お互い好きな人がいることは承知しての結婚だったが、時が経つにつれてその考えは変わっていく。
卵料理が好きで、アレンジを考え始めると止まらない。
桑乃木(山口)周(くわのき あまね)
大阪にある商家の三男坊。連載開始時は19歳の大学生。若さとひねくれた態度で、いち日には「青と」みたいと称されていた。
いち日の妹であるふた葉とお見合い結婚をする予定だった。(それも、お見合い前日に次兄の代わりに急遽お見合いをするよう父親に言われたものだった。)
しかし、ふた葉が駆け落ちしてしまったため、破談になりかけた。
ただ家を早く出たかったため、いち日と結婚することを了承した。
料亭「桑乃木」の経営立て直しのため、改革に取り組む。しかし、生意気な態度から桑乃木の人間とたびたびぶつかる。
考えは新しいので、
台所に立って料理をすることなどは厭わない。
普段の物言いは生意気だが、
食事の感想は素直である。
いつもおいしそうにご飯を食べている。
桑乃木ふた葉(くわのき ふたば)
いち日の妹。連載開始時は29歳。
女将の修行をしていたが、周との縁談が持ち上がった。
そのため、「桑乃木」で勤務していた料理人の慎太郎と駆け落ちしてしまう。
コミュニケーション能力が高く、
しっかり者で機転が利く。
顧客名簿のなかった「桑乃木」の常連客の情報もよく記憶している。
姉であるいち日のことを「いち日ちゃん」と呼び、
なついている。姉妹仲は良好。
戸川幸宏(とがわ ゆきひろ)
先代亡き後の料亭「桑乃木」の料理長。
華やかな料理が得意。
外国の人間に嫌悪感を抱いている。
いち日と周がGHQの料理人を厨房に入れたり、
外国のお客を受け入れたことに腹を立て、「桑乃木」を辞めてしまう。
現在の勤務先は宮川町にある料亭「花房」。
周には料理人を一掃できてよかったと言われていた。
桑乃木愛子(くわのき あいこ)
いち日とふた葉の母。
穏やかな性格で、いち日と周を見守っている。
なかなかの演技派で、
いち日と周の関係がよくなるよう
さりげなくサポートしている。
丸川町子(まるかわ まちこ)
いち日とふた葉の叔母。
ふた葉と周の縁談を持ってきた張本人。
駆け落ちしたふた葉のかわりにいち日と周の縁談を強引に進める。
料亭「桑乃木」の未来を心配するあまり周りを巻き込む。
そのため、周と折り合いが悪い。
いち日の焼く食パンが好きで、よく食べにくる。
山口縁(やまぐちゆかり)
周の長兄で鈴音の夫。
料亭「桑乃木」を乗っ取ろうと考えている。
基本的に物言いは失礼。
甘いものが好きで、いち日が作ったお菓子はおいしいと思っている。
山口鈴音(やまぐちすずね)
縁の妻で周の幼馴染。美人。
女の子の子供がいる。
子供の教育方針と縁との関係に悩む。
そのため、帰阪した周にたびたび相談する。
周とは両想いだったと思われる。
主要登場人物の紹介でした。
いかがったでしょうか。
丸川の叔母さんはいつも厄介ごとを持ってくるし、
圧も強いので私は苦手です(笑)
しかし、作者にとっては物語を動かしてくれる心強い存在なのだとか。。
そんな伯母さんが持ってきた
びっくりなプレゼントとは?
興味のある方は下のリンクをのぞいて見て下さい。
ながたんと青とで周(あまね)が好きな人は?講談社漫画賞にもノミネート
いろいろ紹介してきましたが、「ながたんと青と-いちかの料理帖-」は「2024年度(第48回)講談社漫画賞の候補作品」にノミネートされています。
候補部門は「総合部門」です。同じ「総合部門」にノミネートされている作品は下記のとおりです。
『推しの子』赤坂アカ×横槍メンゴ
(集英社)『ダーウィン事変』うめざわしゅん
(講談社)『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』ナガノ
(講談社)『ながたんと青と─いちかの料理帖─』磯谷友紀
(講談社)『望郷太郎』山田芳裕
(講談社)『メダリスト』つるまいかだ
(講談社)
受賞作の発表は5月14日(火)が予定されているそうです。
とてもいい作品なので、受賞してくれると嬉しいですよね!!
・・・遅くなりましたが、結果がでていましたので載せておきます。
第48回 講談社漫画賞(2024年)は
・葬送のフリーレン
・きみの横顔を見ていた
・メダリスト
でした。
残念でしたが、いい作品であることには間違いありません✨
ながたんと青とで周(あまね)が好きな人は?まとめ
今回は、ながたんと青とで周(あまね)が好きな人は?について紹介しました。
今は遠い存在。
いち日が周と鈴音の様子を目撃し、
周に質問したところ真っ赤になったため判明。
レシピも多数登場しているので、料理好きにもおすすめの1冊となっております。
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